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この情報をみなさんの力で拡散願います。

ココア共和国
03 /25 2013
みなさんにお願いがあります。
この情報をみなさんの力で拡散願います。

本日、今も福島原発で働く東電社員と懇談してきました。
驚愕の事実が分かりました。
...

東電社員及び家族の補償の打ち切りが決まったそうです。
昨日説明会があったそうです。
説明会は紛糾し、会社からは異議があれば裁判を起こせばいいだろうと言われたそうです。
また、説明会の資料は外部に絶対に公表しないように言われたそうです。
福島原発で働く社員の多くは警戒区域に住まいがありました。
いわば町の人間なのです。
補償の打ち切りの理由は、借り上げ住宅が借りられたのだから
精神的苦痛はないとのことでした。
彼らは住まいを奪われ、家族を失いながらも、あの震災当日に命を削りながら働いた人間達です。
そして、これからの福島原発の収束を支えていく人間でもあります

10月に家族分については補償すると約束したのは東京電力です。
しかし、2ヵ月もしないで反故にしたのです。
彼らも被災者であることは明白です。
いうなれば被災者への侮辱になるのです。

私の友人は本気で会社を辞めると言っていました。
怒りよりも悲しいと・・・・
何の為に今まで頑張ってきたのか分からないと
自分はまだしも家族まで補償されないことがつらいそうで、離婚をしてなんとか家族だけでも救えないかとも考えていました。
彼らは原発設備のプロです。彼らの尽力なくして原発の収束はありません。
想像してください。やる気もなく、会社に恨みのある人間が原発を扱うことを。
彼らは原発をメルトダウンさせることもできてしまうくらいの知識はあります。

私が恐れていた事態が起きてしまいました。
東京電力に断固抗議します。

また、広野独身寮(通称Jビレッジ寮)を東京電力は仮設住宅並みの設備を整えていると言っています。
うそです。スーパーハウスを安っぽくしたプレハブ寮です。
風呂もシャワーしかありません。トイレは仮設トイレです。車の持ち込みも禁止。
人間が暮らす最低限度しか整っていません。
そこに友人が何十人といます。
今日あった友人は顔つきが依然の顔とはかけ離れていました。

そして皆が命を張った結果がこれかと、なかば頭がおかしくなっています。
東京電力社員で高給与なのは、上の人間だけです。
原発は地方採用の人間(高校卒)がおもです。
30代で400万ほどの年収です。
命を削り、人間的生活ができず、会社の上層部の判断により起きた原発事故で
生活を失しなった人達が、これしかもらえてないのです。

こういった人間が何百人もあの福島原発にいるのです。
彼らが辞めたら、原発の知識も薄い人間が福島原発を収束していくことになります。

改めて、東京電力という会社の暗部を知ったしだいです。

彼らは給与という足かせにより、強制労働させられているといっても過言ではないでしょう

私は今までの投稿で拡散希望など書いたことはありません。
しかし、今回の件については怒りを禁じえません。
お願いです。彼らを救うきっかけになる可能性を信じ拡散願います
断言します。近い将来このままでは福島原発は最悪の結果が訪れます。
社員を守らない会社に未来はありません。
会社が社員をかえりみず、会社の存続だけを考え、最低責任である補償すら果たさないのであれば、それは破滅を加速するだけです。

もう一度言います。
東京電力は命をかけた人間に、いやなら裁判を起こせと言いました
これ脅しですよね。

友人はそれでも「頑張る」と言いました。
私は悲しくなりました。
「頑張らなくていいよ」と言いました。
とても切ないです。

たった2年でこれです。あと東電試算でも廃炉までに35年かかります。
どうかよろしくお願いいたします。
みなさんのお力を貸してください。

福島原発で働く人より。

転載元
転載元: 幸せの青い鳥

ココア共和国のクリスマス

ココア共和国
12 /23 2011
イメージ 1
 
 ココア共和国の大統領はなんと糖尿病のため、ケーキはありません。
 
 赤い花のポインセチアと赤ワインは、写真家の宮内文子さんから贈っていただいたものです。 その右にある、サンタさんと赤いリボンと街が描いてあるのは、お菓子の入った箱のフタです。 これも宮内さんからの贈り物です。  
 
 ポインセチアの左に、段ボールの箱があって、かわいい絵が描かれていますね。この箱は、3月の震災のあと、詩人の橘田活子さんが支援物資として食料品をたくさん贈ってくれたものです。 そこに貼られた絵です。 なかには 「がんばって!」 という、かわいいお手紙もありました。 これらは、橘田さんのお弟子さんの、みなみちゃん、みうちゃん、あやちゃんが描いてくれたものです。
 
イメージ 2
 
 ほんとに、励まされました。 震災の時にはずいぶんたくさんの方から、お見舞いの手紙やメール、支援物資をお送りいただきました。
 
 というわけで、ココア共和国はみなさんの支援で成り立っています。 まるで北朝鮮みたいです、ね。 感謝しています。
 
 おかげさまで、ほぼ震災前の生活に戻っています。 仕事もふつうにしています。 もちろん、まだまだの方はおおぜいいます。
 わたしの事務所がある建物は、外壁などがすこしく壊れていて、来年1月からやっと修繕に入ります。 2か月ほどかかるそうです。
 
 忘年会をなんどしても、忘れられない年になりました。
 
 クリスマス・イヴの明晩は、3人のかわいい未来の詩人たちの、絵とお手紙を眺めながら、ワインで乾杯しようと思います。
 
 メリー・クリスマス!
 
 
 
 
 
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号外。 キム・ジョンイルおじさん、死す。

ココア共和国
12 /19 2011
キム・ジョンイルおじさんって、地球に帰って来てたんですね。
 
(2009年3月27日、ココア共和国ニュース)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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エコエコという名のエゴエゴ        ※ココア共和国大統領閑話

ココア共和国
03 /05 2010

 こんにちは。ヒマなのでちょっとグチります。
 J国のエコポイントとかいう制度ですが、あの最悪の“エゴ”政策を、新政権が継続するとは、かなりの驚きでした。
 電気はこまめに消そうとか、電化製品を消費電力の少ない新製品に換えようとか…。それが地球温暖化防止に貢献しているなどと思っていたら、地球はすぐ沸騰しちゃいますよ。
 あなたが電気を倹約したら、それだけCO2の排出を減らすことができた。「地球にやさしい」ことをした、などと思っていませんか。
 うそですよ。電気はもともとCO2をまったく出さないのだから。CO2が減るわけがありません。
 CO2を出すのは電力会社の発電所です。原油を燃やして電気に換えるときにCO2が出る。ではそこで、あなたが倹約した電力分だけ、電力会社は発電量を減らしてくれますか。あなたの節電量を測るメーターはどこにもないし、あったとしても、あなたの節電量にあわせて電力会社が発電量を上下するなんて不可能です。
 「みんなで節電すれば効果がある」という反論もありそうです。だけど昨年からエコポイント制が始まって、電力会社の発電量は何10%減りましたか。1%も減っていないんじゃないですか。税金がなくなるだけです。ムダづかいをエコとはいいませんよ、ふつうは。
 エコの新製品を作るのにも、エコポイントであらたに買われる製品も、みんな多量のCO2を排出してつくり出されたものです。いっぽうで電力量はまったく落ちない。

 まあ、それでも倹約は悪いことじゃないし、エコポイント制も買物が増えて、多少の景気対策にはなるでしょう。
 だけどそこが最悪だというのです。プラズマテレビや、大型冷蔵庫を買うとエコポイントが発行されます。もちろん、それは税金ですよね。お金持ちの買物に、いわゆる弱者からも集めた税金が堂々と投入されているわけです。
 それは電化製品に限らず、エコな家を建てたり、エコな自動車を買ったりすると、そんな買物などとてもできない弱者から集めた、税金をいただけるわけです。…なんてエゴな制度なのでしょう。「所得の再配分」に完璧に逆行します。

 電力会社は発電量を下げることより、原油の価格のほうに興味がありそうだし。発電量が10%も下がったりなどしたら、経営危機だと騒ぐでしょう。しっかし、25%下げなければ、J国は世界の嘘つき、ですよ。オオカミ少年ですよ。

 ココア共和国だったら、電力会社にお金を出します。それで1年ごとに5%、5年後には25%CO2排出量を減らしなさい、と。そのとき、電力会社はなにをするでしょうか。民間の個人宅に頼らない太陽光発電を増やすでしょうね。休耕農地を、太陽光電池が並ぶ発電畑にするでしょうね。各家庭をお願いしてまわり、30アンペアのブレーカーを20アンペアに無償で取り換えるでしょうね。電力料金も、使用量が多くなれば、極端に割高になるような設定になるかもしれません。

 ただし現在、ココア共和国では、地球温暖化の原因がCO2であると認定していません。
 ココア共和国では、たとえ温暖化が事実だとして、海面上昇現象の存在を確認していません。
 ココア共和国では、温暖化が地球の気候などに及ぼす影響が、生命にとってプラスなのか、マイナスなのか計算が終っていません。

 各国政府は国民のまえで、これらのことを検証し、確定し、認定してから、「CO2と闘うぞ!」という宣言をすべきです。J国としてどこのなんという学者の説を認定したのか、政府見解を聞いたことがありません。そこがいちばん大事な、政府の責任の部分だと思うのだけれど…。

 付録。若いころ読んだマンガの呪文です。
 エコエコアザラク。
 エコエコザメラク。
 エコエコケルノノス。
 エコエコアラディーア。

朝青龍くん、きょうも元気かい?   ※ココア共和国

ココア共和国
02 /02 2010

  
 おはやうございます。ここはココア放送局です。聞こえますか。あなたの脳髄とわたしの脳髄が、透明な糸でつながっています。見えない糸電話放送でお送りしています。聞こえますか。
 糸は絡まっていませんか。長すぎませんか。雑音がすこし気になります。チューニングはいいでしょうか。
 それでは放送を始めます。


朝青龍くん、きょうも元気かい?
                   ※ココア放送局ニュース

 J国では「朝青龍問題」といって、一青年が酒を飲んで知人をケガさせたと、国じゅうが騒動になっているそうです。国会で取り上げられるかも、…なんて、なんと、平和でうらやましい国でしょう。
 「朝青龍問題」がなぜ「問題」なのでしょうか。ココア共和国情報解析局によれば、その青年が国技の大横綱であること。いままでも「不祥事」が絶えないこと。外国人であること。いろいろありそうです。
 しかし横綱としてふさわしくないのでは? というのが「問題」だそうです。J国の伝統としての大相撲を汚すものだ~、というわけです。
 わがココア共和国情報解析局の分析によれば、この原因はなんと、いまのJ国国民の伝統に対する意識の軽薄さからくるものであると断定しました。
 もしJ国の伝統を守るということならば、朝青龍を育てた親方が責任をとって辞めるのがほんとうです。辞めないとしても、全責任は親方にあると、謝罪するのがほんとうの姿です。朝青龍にはいっさいの責を問わない。育ての親が責任をとってはじめて、わんぱく少年は自分の行為の重大さに気づくものです。それが、J国の長い歴史が誇る、伝統というものです。自己保身をするおとなたちを見て育つこどもたちは、不幸です。
 強くなり有名になりたいというだけで、J国にやってきた外国の若者たちを、温かい目で見守るのも、J国民の伝統の力です。
 わんぱく少年は、いつまでもわんぱくでいてほしい。そう思うことも、J国民の伝統の力です。
 「横綱はこうあるべきだ」ではありません。そんなことは、横綱が決めることです。
 「国技はこうあるべきだ」ではありません。そんなことは、力士たちが決めることです。「べきだ」という概念は、伝統をコンクリートにしてしまうばかりです。

 さて。自ら辞めた親方が次の日、朝青龍と出会います。「朝青龍くん、おはよう。きょうも元気かい?」
 師弟とは昔からずっと、こんなものです。
 師が、弟をかわいい、という気持ちはかわりません。
 弟は、そんな師がいるから育つのです。
 それを伝統というのだと思います。

 では、また。つぎの放送日まで。
  

H総理の自信はどこから?          ※ココア共和国情報解析局

ココア共和国
01 /28 2010

 
 J国のH総理は、米軍の普天間飛行場の移設問題に関して、5月末までに必ず解決すると断言している。この自信はどこから来るのか、わがココア共和国情報解析局は、情報の収集を開始したのであった。


H総理の自信の理由、4つの可能性
                ※ココア共和国情報解析局

 ココア共和国情報解析局は、H総理の自信のありかについて、現在4つの可能性を探っている。

【1番めの可能性】 H総理は、「総理大臣なんかコリゴリ。あと3か月もやってらんないや」と思っている。「5月まえに辞めるんだから、いまのうちに言いたい放題言っちまえ!」

【2番めの可能性】 H総理、「自分ちの別荘地に移転してもらえばいいじゃん」と考えている。どんなに広いんじゃい。

【3番目の可能性】 H総理、「お母さま、米軍基地にちょうどいいくらいの島を買ってよん」とおねだり。「でも、ぼくはな~にも知らなかったことにしてねェ」

【4番目の可能性】 この可能性は有力ですぞ。
 新聞記者 「総理、もう5月も終りますよ」
 H総理 「え? ことしの5月って、言ったっけ?」
   

わたしが野党の質問者だったら  ※ココア共和国大統領閑話

ココア共和国
01 /21 2010

  
 みなさん、お元気でしょうか。J国の国会では「政治とカネ」が問題になっています。要するに、この世に政治家がいなければ起きない問題を、問題にしている。政治家どうし自己否定論を一生懸命やってくださっているわけです。政治家も国会もいらないよ、といいたげです。
 さて野党になったG党総裁自ら質問に立ったのだけれど、「親から何億円ものお金をもらって知らないわけがない」とばかり、国民のごく普通の目線から、H総理を批判しました。小学生のような質問でしたね。あ、ごめんなさい。小学生はもっと利口です、よね。
 で、わたしが質問者だったら、こんな質問になると思います。幼稚園児のような質問だ、といわれそうですが。…


わたしが野党の質問者だったら
                    ※ココア共和国大統領

 ──総理は、お母さまから毎月何千万円ものお金をもらい続けた。長年のあいだに何億円ものお金をいただいてきたわけですね。そこまでは大金持ちの息子さんということで、うらやましい限りです。
 しかし、それをいっさい知らなかったとおっしゃる。これはもうとんでもない大大大金持ちの息子さんで、超超うらやましい限りです。
 ところで総理。総理はもし、どこかの企業から毎月数千万円の献金を受けていたとします。それを知らないでいる可能性はありますか。
 ──ないですか。そうですよね。もしそうだったら大犯罪ですから、ね。
 では、お母さんからのお金には気がつかないで、企業からのお金は把握できる、その理由はなんですか。
 ──話は変わりますが、総理。総理は長い間自分では気づかないお金を使って、国会議員になり、いまや総理大臣になられた。もし、お母さまのお金がなかったら、議員も総理大臣もなかった、と思うと、いまさら恐ろしく思いませんか。
 ──そんなことはないですよね。お金なんかなくたって、実力で総理になられたんですよね。つまり、お母さまのお金など必要なかったわけですから、この際、贈与税などといわず、お母さまからいただいたお金を全額寄付なさってはいかがですか。派遣村で2万円持ち逃げしたとか、そんなことで非難されている人たちを、全員救えると思います。
 ──では、たとえの話です。想像もつかないでしょうけれど、総理が派遣村で就職を探している若者だったとします。
 親から毎月数千万円もらって、それを知らなかったというひとが政治家を目指し、立候補しました。あなただったら、1票入れようと思いますか?

「障害者」による「理想の国家研究室」 ※ココア共和国大統領新春談話

ココア共和国
01 /10 2010


 新年おめでとうございます。
 2010年のココア共和国をはじめます。

 J国では昨年、政権交代などがありました。
 それにしても、不況経済対策と地球温暖化対策が、おたがいにアクセルとブレーキの関係でしかないような手法が、いつまで続けられるのでしょうか。
 わがココア共和国のように公定労働時間を制定して、公務員の労働時間を6時間ほどにすることが急務だと思われます。それを最初に行った国の大統領(首相)は、きっと歴史に残ると思います、よ。
   http://blogs.yahoo.co.jp/cacaodokoda/12610255.html

 どんなに貧しくても寒くないこと。贅沢でなくてもおいしいものがあること。病気になってもお金がかからないこと。好きなひとの顔を見ることができること。国民全員がそうでさえあれば、不況からも、地球温暖化からも脱出できるだろうと思うのです。


わが国の障害者は全員公務員に採用されます

 「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズで、J国の新しい政治は動きはじめています。安心できる人生設計をできることが、未来の国家の設計につながる。という理論は正しいと思います。
 さて本日は、「障害者福祉」に関して述べます。
 先進国の多くは、企業に対して障害者の受け入れを義務づけています。そして障害者の雇用に補助金を交付したりしています。でもそれって、「使えないひとたちを無理して雇ってよ。そのぶんお金あげるからさ。これを福祉っていうんだよ」みたいな。そんな感じですよね。冷たいですね、コンクリートのように。
 ココア共和国では、先天的だろうと後天的だろうと、障害が認定された時点で公務員になる権利を持ちます。
 企業に障害者を雇えと無責任にいうより、役所でまず仲間になりましょうよ。企業で働かせろっていうけれど、売上げを競い合う企業戦士に仕立てあげることもないじゃないですか。だいたい企業に売り込むってことは、障害者もじゅうぶん働けるって太鼓判を押しているわけだから…、公務員になってもらえばいい、というわけです。
 公務員のほうが、とくに地方公務員だけれど、たくさんの種類の仕事がありますよ。役所以外にも、図書館、美術館、公立病院、教育委員会、消費者相談室、清掃局…まだまだあります。これらからもっとも適した仕事を選べるわけだから、障害者には将来へのいい選択ができると思います。
 障害のあるひとたちが公務に参加することで、心身の痛みを現実に知っている役人が誕生するわけです。コンクリートのためではなく、ひとのために働く役所が見えてくるようです。
 そして残念ながら、あらゆる公務員の仕事が無理だろうと判断されたひとは、生活保護を受けることになります。


「障害者」による「理想の国家研究室」

 ココア共和国の目玉は、「障害者」による「理想の国家研究室」が設置されていることです。
 たとえの話ですけれど、ある日わたしが目覚めたら、家族も近所のひとも、いや国じゅうのひと全部の背中に翼が生えていて、自由に空を飛べるのでした。空を飛べないのはわたしひとり…。
 「かわいそうに。空を飛べない障害者なんですね」と、みんながわたしを慰めてくれます。「こんど国から予算が出たので、空飛ぶ松葉づえを差し上げます。さあ、みんなと一緒に空を飛びましょう。これであなたは、自由です!」
 空を飛べないわたしが不自由で、空飛ぶ松葉づえで空を飛ぶわたしが自由だ、という根拠はどこにあるのでしょう。
 というわけでココア共和国には、目の見えないひとたち、耳の聞こえないひとたち、歩けないひとたち、…それぞれによって「理想の国家研究室」が設けられています。
 もし、人類が生まれつき目が見えないものだとしたら、まったく別の文化や文明があるはずです。目の見えないひとたちにとって、ほんとうの自由とはなにか、を研究する会でもあります。
 それは、健常者と呼ばれるひとたちにとっても、自由とはなにか、権利とはなにか。人間とはなにか。を、ふと振り返って。なにかを取り戻すための場所でもある、というわけです。

 では、また。

よくわかる(かもしれない)税金の話①  ※ココア共和国大統領談話

ココア共和国
04 /20 2009

 国民のみなさん、お元気でしょうか。きょうはココア共和国の消費税について解説いたします。納得できない方はご意見をください。いろいろな意見を戦わせましょう。みんなで悩みながら、みんなのために何ができるだろう、というのが税金の趣旨なのですから…。納税の「納」は納得の「納」、なんちゃって…。そして国民にとって納税は、納得の「得」でなければなりません。


ココア共和国の消費税は高いぞ
                   ※ココア共和国大統領

 ココア共和国の消費税は、「基本的人権税」といいます。現在、税率は38%です。世界のなかでもかなり高率です。年金と、健康保険料はありません。消費税で賄います。
 ほんとうは50%にしたいのです。なぜならみなさんが買物をするとき、半分は自分のため、もう半分はみんなのため。という気持ちになってもらえるからです。しかし、必要以上の税金を集めることは、政府による国民に対する背信罪になります。
 国家というのは、国民が集まって形成されています。しかし国家そのものが目的で国民が集まったわけではありません。複数の、多数のひとが集まったほうがより生活しやすいことがある。その部分にみんなで知恵とお金を出し合おう、と…。それを、国家と呼ぼう、と。国家は国民一人ひとりにとって、もうひとつの「家」なのです。
 その、もうひとつの「家」にもお金が必要です。
 国家が国民に保障する基本的人権を実行するために、消費税はあります。それは基本的人権以外に使用することは許されないし、また基本的人権を完全に保障しなければなりません。
 基本的人権とは何か、を整理していけばよいわけです。

1 全国民ひとりにつき80,000円を毎月支払います。
  富裕、貧困、年齢にかかわらず、です。
  ココア共和国もいちおう資本主義です。全国民で資本主義ゲームを行うには、平
 等にチップを渡す必要があります。トランプのポーカーだって、チップを1枚も持た
 ないひととゲームをしてもつまらないものです。
  「働きもしないやつに金を払うのか」という意見があります。でもこれは労働対価で
 はありません。税金の還元、です。
  100年に1度のなんとかで、世界の国々は、国民にどうやって金を渡すかばかり
 考えています。そんな金があるのなら最初から国民に渡しなさい、そしたらこんなこ
 とにならなかったでしょ。というわけです。
  1か月80,000円はけっして大きい金額ではありません。しかしほかに収入がなく
 ても、飢え死にするというほどの金額でもありません。
  つまり、若者が起業したり、貧乏覚悟で作家をめざしてみたり、と自分の意志で冒
 険ができます。失敗してもそこは地獄じゃないよ、と。
  将来に不安がなくなれば、一般のひとたちも思い切って買物ができます。老後の
 ための貯蓄などしなくても、いいのです。世界経済の安定化はここからしか始まりま
 せん。
2 誕生から育児に関することは国家の責任です。全額国家負担です。
  妊婦の方の病院代など、妊婦に負担をさせないようにします。お産のとき救急車
 をタクシーがわりに使う妊婦がいる、などと非難される国もあるようですが、わがコ
 コア共和国では、妊婦の方には救急車をふだんからタクシーとして使える権利が与
 えられます。
  また、こどもが1人増えれば80,000円の支給が増えるわけですから、少子化の
 歯止めにも役立つかもしれません。
3 こどもの教育は、全額国家負担です。
  こどもの教育は国家の責任です。給食費なども、もちろんです。
  J国などでは、給食費を払わない親がいる、などと問題にしたりしていますが、払
 わない立場の理屈もわからないわけではありません。J国の年金制度は、労働者
 が老齢者を養うというかたちだからです。お金をかけて一生懸命自分のこどもの成
 長に力を注いでも、そのこどもが大きくなれば、こどものいない老齢者の面倒まで
 みる、という構図です。つまりいまのJ国ではこどものいる親が、自分のこどもばか
 りでなく、こどものいないおとなの面倒までみている、ということになります。これで
 は少子化はとまりません。こどもをつくることがどんなに損なことか。そんなばかな、
 給食費ぐらいはこどものいないやつらが払え、ってわけです。
4 病気、怪我の治療は全額国家負担です。
  これができなきゃ、みんなでお金を出し合って国をやっている意味がありません、
 よね。
  これも老後の心配を軽減するので、世界経済の安定に寄与します。
5 介護は、全額国家負担です。
  もちろんです。
6 災害の被害、犯罪の被害賠償は全額国家負担です。
  税金というのは、国民みんなが参加する保険でもあります。自分に責任がなく不
 幸に遭われた人を助けあうのが、税金です。

 これで資本主義なのか、というひとがいます。高度に進化した資本主義は、いままでだれも経験したことがない、あらたな共産社会になっていくかもしれないことを否定しません。
 問題なのは、国民一人ひとりの意思で国家が作りあげられているかどうか、ということです。これは、現在の世界じゅうの資本主義国家にも問われることです。


なぜ消費税なのか

 わたしは初め、消費税は貧富の差を拡大する不公平な税金かな、と考えていました。
 食料品や生活用品などは、貧しい人も金持ちも絶対に必要なものだから、貧しいひとの負担の割合が大きくなる、という考えです。
 しかし、金持ちがお金を使わずに生活するのは勝手ですが、お金を使わなければ貧しいひとと生活はなにも変わらないのです。お金を使って初めて金持ちは金持ちなのだし、お金持ちの気分にもなれるわけです。消費をしないケチな金持ちも確かにいるとは思いますが、それは貧しい人たちの仲間~、ということで…。
 J国のように、自動車を買う時にお金が補助されたり、お家をおとうさんに買ってもらおうかな~と思うと減税されたりと、これって最低の最悪です。これこそ、貧しいと自覚して倹約を試みるひとたちを踏みつぶす政策です。だってこのお金持ちたちの買物に、貧しい人たちが納めた血税をも使われるわけですから…。それと比べたら、消費税はずっと健全で平等なものだと思います。
 それから大事なことですが、世界の消費税の趨勢は、食料品などの税率を下げたり、廃止したりのようです。が、ココア共和国は、食料品からも確実に消費税を徴収します。逆の方向で考えればわかることです。ひとは食べなければ生きていけない。だからどんなに不景気になっても食料品の消費だけは極端には減少しない。だからこそ消費税の税収は安定し、国民の生活と人権は守られる。という図式です。
 ひとが生きていくのにもっとも大事なところに税金をしっかりかける。だからこそ、もっとも大事なものを守ることができる。それが消費税です。みんなで我慢しあうのも税金というわけです。
 そして、努力して倹約すればするほど「得」になります。倹約すればもちろん消費税の納税も少なくなります。それでも国民の人権は、全員平等に保障されます。
 とにかく、倹約することがあらゆる「得」になるという仕組みを作ることです。倹約はもちろん、地球の温暖化を緩めることにもなります。どうして世界の政治家や経済学者たちは経済危機を乗り切る口実で、国民に浪費をすすめるのでしょう。ハイブリットだろうと、LEDだろうと、使わないですむほうがもっともエコなわけです。世界の消費量を減らすことを、原点から考え直すべきです。

 長くなってごめんなさい。それではみなさん、さようなら。

ココア共和国では殺人事件の時効は2年です  ※ココア共和国

ココア共和国
04 /06 2009

 おはやうございます。ここはココア放送局です。聞こえますか。あなたの脳髄とわたしの脳髄が、透明な糸でつながっています。見えない糸電話放送でお送りしています。聞こえますか。
 本日はJ国などで話題になっています刑事事件の「時効」についてです。


ココア共和国では殺人事件の時効は2年です
                  ※ココア放送局ニュース

 J国では殺人事件の時効が問題になっています。被害者家族の多くが、時効の廃止を要望していると聞いています。
 J国は時効のメリットとして、むだな税金を使わないですむとか、被害者家族の無念をいたずらに引き延ばさない、などと言っています。
 わがココア共和国では、殺人事件の時効は2年です。わたしたちの考え方は以下のとおりです。
 国家というのは国民の集まりです。お互いが税金を出し合いながら、生活の安心、安全や、教育、医療などを共同で実行するシステムです。
 ですから、殺人事件が起きれば被害者に対しての責任は国家にあります。つまり事件を解決する義務が、国家にはあります。しかしすぐに解決できない場合もあり、被害者家族に対し、2年以内には解決するので申しわけないが待ってほしい、というのが、時効というものの定義です。
 警察は2年という期限の中で犯人を検挙しなければなりません。警察官はお互いに競争しあいながら犯人を捜し出します。2年という約束が果たされなかった場合は、
国は被害者に賠償金を支払うことになります。もちろんそれで、被害者が救われるというわけではありません。しかし、責任ある期限を設けることで、国家として、国民に対する義務を果たせるのです。
 いまココア共和国では、時効をなくすどころか、もっと短くしろ、という声が強くなっています。
 それからJ国では、時効は捜査の打ち切り、犯人の逮捕権の喪失を意味するようですが、それでは国家とはもう言えません。反国家的行為をした者を逮捕できない国家、時間が経過すれば事実も事実でなかったことにする国家、とても国家ではありません。歴史の教科書にも時効をもうけて、そんな事実はもうないよ。そんなことをしたら国家じゃないですよね。
 ココア共和国では、何十年後に新事実が出てこようと、何百年、何千年後だろうと、事実は事実です。事実解明、解決、そして記録の積み重ねが文明と文化を作ってきたわけですから…。そういう意味でいうならば、J国でいうような時効は、わがココア共和国には永遠にありえません。
 J国的な価値観のなかで時効が廃止になった場合、無期になることで、捜査の希薄化も心配されます。時効とは、被害者家族に対し、国家の責任が決定する日をいわなければなりません。もちろん、犯人追及の義務は、永遠に残ります。義務です。

秋亜綺羅

(1977.06.19)左から寺山修司、清水昶、八木忠栄、秋亜綺羅