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高校2年生の詩人・恋藤葵が朗読しますよ。

秋亜綺羅の長すぎるつぶやき
10 /29 2011
2011年10月29日(土)
 
 こんにちは。 秋亜綺羅です。
 
 あす30日(日)午後2時より、宮城県栗原市立図書館で詩の朗読会があります。 「季刊ココア共和国」 に詩を書いている恋藤葵も朗読します。 近くの方、ぜひお出かけください。 入場料(資料代) 500円だそうです。
 
 恋藤葵が読む予定の詩は、「16歳」。
 
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     16歳                         恋藤 葵
 
   世間のいい子が嫌う言葉しか吐いた事ない
  私は本音を禁じられる訳だけど、そうされると、
  また吐いちゃうよ。
   言いたい事は心の中に押し込め。 自由権ほ
  ど、おかしなものはない。
   虫カゴの中のカブトムシに 「あなたは自由で
  すよ。 虫カゴの中では。」 って言ってあげたら、
  カブトムシは何て言い返すかな。
   もういいから。 許してくれないなら頭の中か
  ら自由だけ削ぎ取ってよ。
   生まれるのが自由じゃなければ、死ぬのも
  自由じゃない。
   子どもは大人の言いなりにならなきゃならな
  い。 大人は社会の言いなりにならなきゃなら
  ない。 背く奴には、さらなる自由を。 空を飛ぶ
  ことが自由だなんて。 そう思う君には蟻が通
  れる隙間ほどの余裕もない。 そうだろ。 自由
  より河童の存在の方がよっぽど信じられる。
   そんなことを考えて生きている私は16歳。
 
 
 「背く奴には、さらなる自由を。」 いいですね。
 
 えっと。 先日の青森でのわたしの朗読と、伊藤文恵の舞踏が、YouTube にUPされたようです。
 ちょっと退屈な感じもしますが、時間のある方はご覧ください。
 
 
 音楽と演出がついたのがお好みの方は、こちらをどうぞ。 騒がしいだけで、よけい嫌われるかもしれないけれど。
 
 
 
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日本のおいしいおコメが食べられなくなっても、我慢しよね。

秋亜綺羅の長すぎるつぶやき
10 /26 2011
2011年10月26日(水)
 
 こんにちは。 秋亜綺羅です。
 しばらく詩の話題ばかりでしたが、ニュースなどから、ちょっと思ったこと。
 
 TPP反対! とか、いや参加しないと日本の産業はダメになるぞ。 とか。
 国どうしの貿易で、関税をフリーにしようというものらしいけれど。…
 
 わたしなんか、50年もまえに小学校の社会科で 「これからは自由貿易の時代だよん」 と教えられていたし…。 え? まだだったの? くらいに無知で~す。
 
 だけど、TPP参加に反対しているのが農業や畜産業だというのは、
 無知なわたしには、とても不思議なことですですお。
 
 関税がなくなっちゃったら、いちばん心配なことは日本のおいしいおコメや、霜降りのブランド牛なんか、ぜ~んぶ外国のお金持ちに買われちゃって、日本では手に入らなくなるんじゃないだろか。 って、ことですよ、ね?
 ちがうかな?
 
 南アフリカの喜望峰にまで、まわる寿司やさんがあるというのに…。 うちのコメは日本のコシヒカリだぜ、イエーイ。 とか言って、売り切れちゃいそう。 ステーキの肉だって、日本の霜降りは、ぜったい売れますぜ。
 なにがちがうのかな?
 
 醤油だって、味噌だって、世界じゅうの家庭にありますよ、ね。 キッコーマンを使うのが、世界の金持ちのステータスというものらしいし。
 海外住まいの日本人だって、日本のコメやお肉を買いたいですよね、すこしくらい高くったって。
 
 どして世界でいちばんおいしい日本のおコメは、海外に売れないんだろう。 国内で余ったからといって、減反しろ。 とかいってプライドを捨てるどころか、コメを邪魔者扱いしてきたからかもしれないですね。
 関税をなくして、世界に売りまくるべきでした。
 とすれば、犯罪者はやっぱり、減反政策を遂行したひとたちだということですね。
 
 「TPP参加にあえて賛成しましょう。  たとえ、日本から日本のコメが消えちゃうくらい、海外に売れちゃったとしても、我慢しましょう。 農家のためです。 日本のコメは、世界に誇れるコメだからです」
 と叫びたいところですよ、ね。
 
 
 
 

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演劇的じゃなく。 音楽的じゃなく。

詩ってなんだろう
10 /19 2011
2011年10月19日(水)
 
 こんにちは。 秋亜綺羅です。
 
 10月8日(土)に青森市で、日本現代詩人会と青森県詩人連盟が主催する、「現代詩ゼミナール”東日本” in 青森」 が開かれました。
 東京と東北6県の詩人たちが集まり、シンポジウムや自作詩の朗読などが行われました。
 
 わたしも呼ばれていて、大好きな伊藤文恵の舞踏といっしょに、詩を叫んで来ました。 伊藤文恵は仙台の新鋭の舞踏家で、1時間踊れば1時間だけ歳をとって見せることができる、身体表現の詩人、天才の舞踏家です。 わたしより、30歳ばかり若い。
 
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                       写真=宮内文子
                       VTR=伊達泳時 
 
 
 
 
 
 
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 わたしの今回の詩は、マイクロフォンも、音楽も、音響も使わずにやること。 演劇的な面白さも、音楽的な面白さも排除する。 ステージのうえでふたりは目を合わせることはない。 という点を確認しあっていました。
 
 マイクロフォンを捨てたのは、機械を通して声は、音に変化してしまうからです。 伊藤もわたしにとっても、音を使わないというのは、とてもつらいことです。 ふたりともずっと、音楽をメトロノームにしてきたからです。
 
 観客にはとても退屈だったろうけれど、ふたりにはとても恐怖でした。 わたしも伊藤も裸足でした。 この会場内で裸足なのはふたりだけ…。 怖いので、ステージの床をとおして、手(足?)をつないで、演じていたというわけです。
 
 ふたりが目を合わせない、という約束は、ふたりはおたがいも、観客すらも見えていない。 という設定で、詩を読んでいるからです。
 
 たがいの身体の気配と、ことばという名の観念だけを頼りに、ふたりはステージに立っています。
 
 音を使わないことで、観客たちの呼吸を感じることができました。
 実は、そこに今回のステージでの朗読の目的があったのです。
 ひとの呼吸をメトロノームにすること。 
 
 まあ。 たぶん、うまくいったとは思えませんけれど…。
 
 わたしはこれまで、詩の朗読をするとき、
 「ひとりの少女が交通事故に遭って、倒れたまま自分の血で 『おかあさん』 と、アスファルトのうえに書いたとする。 その5文字のことば以上の衝撃がないものは詩じゃない」
 などと、ちょっと偉そうに話してきました。
 
 だけど、3月の震災後の被災地の風景には、「おかあさん」 という5文字が、いたるところ、どちらを見回しても、現実として存在したのでした。 現実の 「おかあさん」 は強烈でした。
 もうわたしは二度となにも書けないんじゃないか。 と思ったりしました。
 
 だけど何か月か過ぎて、わたしもここで、がれきのひとつになって、「おかあさん」 と叫んでみよう。 と考えるようになりました。 この場所と時間から、詩でないものを引き算していってみよう。 そこにもし、いとおしさと切なさが、ちょっとでも残っているようだったなら、わたしの詩は、ぜんぶが津波に流されたわけじゃない。
 
 今回のわたしの詩 「津波」 は、海岸で水平線に向かって叫ぶために、書かれたはずのものでした。
 実際、イベントの翌日、青森の海に行ってみたのですが、津波のイメージとは程遠く、暖かく、穏やかで…、帰って来ちゃいました。
 ビデオの伊達泳時などは、海の中から伊藤文恵とわたしを撮ろうと、海水パンツまで持って来ていたんですけれど、ね。
  
 仙台に戻って、仙台の海や、閖上などにも行こうとしたのですが、通行止めばかりで辿り着けませんでした。
 わたしの宿題はまだ終わっていない、というわけです。
 
 ところで、今回の青森で、うれしいことがひとつだけありました。
 その日すべてのイベントが終わって、トイレに入って小便をしていると、となりで同じく小便をしていた若い男性2人が顔を見合せながら話しているのです。
 「あの、金魚の踊りの、伊藤文恵って、よかったよ、ね」 と。
 となりで秋亜綺羅が聞いているのに気づかずに…。
 
 ふたりの男が小便を垂らしながら、「伊藤文恵はいい」 と言ったのです。
 どんなマスコミに取り上げられるよりも、どんな評論家に褒められるよりも、おチンチン片手の2人の男に認められちゃった。
 仙台の伊藤文恵が、世界の伊藤文恵になった瞬間でした。
 
 
 
 

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お久しぶりです。

秋亜綺羅の長すぎるつぶやき
10 /05 2011
2011年10月5日(水)
 
 ちょっとブログをサボっていました。
 秋亜綺羅です。
 
 8日(土)には青森市で、日本現代詩人会と青森県詩人連盟が主催する、
 東京と東北6県の詩人たちが集まり、シンポジウムや
 自作詩の朗読などが行われます。
 
 10分ほど朗読しなさい。 と、わたしも呼ばれていて、
 舞踏の伊藤文恵を連れて行って来ます。
 
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 上の写真は、劇団I.Q150スタジオで打ち合わせするふたりを、
 劇団員の高橋史生が撮ってくれたものです。
 
 東京からは麻生直子、福島は齋藤貢、宮城はわたし、山形は高啓、
 岩手は菊池唯子、 秋田は成田豊人、青森からは高橋玖未子、佐々木英明が
 自作詩を読みます。 佐々木英明は、寺山修司の映画  「書を捨てよ、町へ出よ 
 う」 の主演だったひとです。
 
 シンポジウムは 「方言詩と抒情詩の極北」 というテーマで、
 圓子哲雄、山田尚、藤田晴央がパネリスト。
  
 それから、津軽三味線の山上進、舞踏の福士正一、伊藤文恵のコラボもあり、
 ワクワクです。
 
 わたしは伊藤文恵の舞踏といっしょに朗読しますが、
 音楽をいっさい使わないことを確認しています。
 頼れるのは、お互いの身体と観念だけという、
 そんな不安を楽しんでいるところです。
 
 横浜からはいまわたしの詩とコラボしてくれている写真家・宮内文子や、
 静岡からは、わたしが20歳のときに出した詩集の表紙を描いてくれた岩本まこと
 も来てくれるそうです。
 それから仙台からは詩人・伊達泳時もいっしょですよ。
 なんと伊達泳時は、ビデオカメラマン・デビューですよん。
 
 詩に興味あるみなさんも、まだ間に合いますので、
 ぜひおいでください。
 夕方には懇親会もあります。
 
 
 

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秋亜綺羅

(1977.06.19)左から寺山修司、清水昶、八木忠栄、秋亜綺羅