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野沢啓さんからの「回答」について。

公開質問+
02 /01 2023
 お忙しいのにご回答ありがとうございました。
 わたしの意見を1文字も書かずに野沢さんの「回答」をこのブログに掲載し、3日ほどになります。読んだ方には先入観なく比較して読んでいただけたかと思います。一説によれば「イリプスⅢ」に反論をお書きになるそうだ。とのことでしたが、直接ネットでお答えいただいたのは、とてもうれしく思います。「イリプス」はわたしの好きな詩人たちの大切な詩誌ですので、わたしとの論争などにページを使わせては失礼だな、とちょっと心を痛めておりましたので。
 せっかく箇条書きにして質問したので、認めるか否かを答えていただければいいものを、どこかの国の国会答弁みたいに、各論を総論に置き換えて、結果的に95%以上は返答していない。せっかくブログという、読みたい人はいつでも読める場所で交し合ったというのに、読んだ方には不満が募ったのではないかと思われます。
 しかしながら、中本道代とわたしにとっては、満額回答というか、とても満足いくお答えとなりました。もしも中本道代とわたしが同じ部屋で同時にこの「回答」を読んだとしたら、ふたり顔を見合わせて、大笑いしたことでしょう。実際、わたしはひとりで声を上げて、笑っちゃいました。
 野沢啓さんの「回答」のこの部分です。


   それをほかに誰もいなくて自分だけが主張しても
  それは通らないでしょう、とは中本の発言でそこに
  裁判になったらというニュアンスを付け加えるのを
  忘れていない。そこでわたしにははっきりわかって
  しまったのだが、今回の「公開質問」のほんとうの
  仕掛け人はほかにいて、このふたりはその言いなり
  なっているのだ、ということである。この裏の人物
  は『歴程』の次号にわたしへの反論を書いたとのこ
  とだが、そうしてみると、この「公開質問」のしか
  たとすべては符節が合うように動いていることがわ
  かる。


 これで、中本道代と秋亜綺羅も犯罪者集団の一味に決めつけられてしまったわけです。この文章の書き方って、きちんと材料があって証明できたときに使われるはずの文法ですよね。裏の人物って、以倉紘平でしょ? という質問にも答えず、懲りない方ですね。以倉紘平とわたしのこれまでの現代詩人会での関係だったら、疑ってもいいですよ。でも中本道代との接点はいくらなんでも。
 要するに、中本道代本人と秋亜綺羅本人が身をもって、100%の嘘の対象になっちゃいました。「ああ。すべては、これだったんですね」と中本道代とわたしはメールしあい、納得しあいました。これでふたりは自信を持って誰に聞かれても、野沢さんの言うことは勝手な想像で、しかも当たっていない。わたし自身が証拠です。と言うことができます。ありがとうございました。実感というか、体感というか、自分がそういった虚構の一部になるのも、不快じゃないですね。わたしだけかな?
 だいたい、詩人がほかの詩人の「言いなり」になるものですか? 詩の世界で何者でもない秋亜綺羅は、そんな関係を見たり聞いたりしたことがありません。野沢さんの世界にはあるんでしょうね。
 最初から書いていますように、当時の詩集賞担当理事だった中本道代と、当時の理事長だった秋亜綺羅が、事実を確認しておく必要を感じただけです。毎年3月に開かれるという基金の会議で話題になる前に、日本現代詩人会も事実の究明はしていますよと言わなければ、基金と日本現代詩人会の間に溝ができかねないと考えたからです。
 中本道代だって秋亜綺羅だって、こんなことに関わっていたくないですよ。長い質問原稿を書くよりもっと何倍もの時間をかけて、関係者に電話をしたりメールをしたり。そこで野沢啓さんの主張が事実だとわかれば、わたしは、以倉紘平と新藤凉子に「なんてことをしてくれたんだ!」と問い詰めるだけのことです。
 ちなみに、わたしは以倉紘平会長の時も理事の一人でしたが、確かに沖縄での「西日本ゼミナール」の講演者についての議題はありました。以倉会長は理事会でプログラムの変更はできないかと意見を確かに述べました。ただ、怒鳴ったりしていませんし、わたしは「ゼミナールは基本的に地元の詩人会に主導権を持たせるべきだし、これまでの印刷などの準備を変えるには時間がない」と言って反対しました。それが理事会というものです。それから、わたしが理事長になった時は歴程同人ではありませんでした。なぜだろうか、ベクトルの全部が逆なのが不思議です。
 でもこれで、回答されなかったことを再質問する必要もなくなりました。新藤凉子発言も「不正」ではないということですし、秋亜綺羅としてはこれで「公開質問」を終了します。中本道代が文章を書くようであれば、またこのブログを使用してください、と言ってあります。その時はよろしくお願いいたします。(秋亜綺羅)
 
 


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秋亜綺羅

(1977.06.19)左から寺山修司、清水昶、八木忠栄、秋亜綺羅